May 10, 2009
血液型で性格が決まるというニセ科学的俗信はなぜ問題なのか?…これは私がいま学生に提示しているレポートの課題のひとつです。まさに夢之助の暴言という問題は,この課題と共通した構図に立っています。「軽く楽しく人を傷つける」という陰惨な行為が根底にあるわけです。しかも本人は気がついていない。鈍感さは時として罪だし,他人の状態に思いをいたすことができないという鈍感さは生まれ育った文化の中で作られてくるものなので,なかなか変えられるものはないのです。心が傷ついて苦しむ能力をもっている若い人たちには,せめて自分の姿に気がついてほしいものだと思うのです。